意味が変わる「金」の増加

駆引Lv(高)
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こんにちは。ジャックです。

24金、18金ではなく、四金、五金という言葉が中国ではよく使われます。

四金と五金

ゴールドの「金」ですが、

中国語(北京語、普通語)での「四金(Sì Jīn)」とは、

養老年金、医療保険、労災保険、出産保険、失業保険の

中国の社会保険を表します。

社会保険は、生活における万が一のリスクに備えるための公的保険制度であり

日本では、社会保険は、年金制度、医療保険、雇用保険、労災保険、介護保険からなります。

中国では社会保険制度は変革されていくことが予想されます。

年金生活となったらどう過ごしたいかは中国でも結構関心が高いです。

戸籍の違いもあり、どう就職するか、どう結婚するかを考えている人が結構います。

一方、「五金(Wǔ Jīn )」金・銀・銅・鉄・錫の5種類の金属を表し、金物屋の看板に

表示されることがあります。

更に「六金」「七金」という言葉を聞くかもしれません。

それは、所属会社の福利厚生がいい。老後は安泰の意味で使われることもあります。

「金」が増えると意味が変わってきます。

金の成語

日本語では、金というと、一攫千金、時は金なり、金メダル、金目鯛、金曜日などと使われます。

中国では金口玉言、金石之交、金玉良縁( )、六朝金粉、千金一刻、千金之子などがあります。

金口玉言は王朝時代の皇帝の言葉。一度発した言葉は風刺の意味も込め、容易に変えられないことを表します。他に、金口玉音や金口御言も使われます。 金玉良 縁( )は秩序ある良縁。転じてよい良縁をさすようになっています。六朝金粉は南朝の呉、東晋、宋、斉、梁、陳の6朝時代を表します。金粉は王朝時代の女性の化粧用の粉。麗しさをもしくは古き良き過去の六朝時代のような様子の意味に使います。 千金一刻 は一刻千金の場合もありますが、一刻が貴重なことです。 千金之子はより直接的ですが、お金持ち大富豪の子のこと。富二代とも言います。

芽衣
芽衣

金持ちになった気がしますね。

ジャック
ジャック

中国はいまでこそ世界の中国ですが、90年代や00年代は金色を使わずに黄色と赤で熱烈歓迎や

政府の重要書類を発表していたこともありました。

芽衣
芽衣

経費削減ですね。お金を本当は使ってでも派手にやりたいけれども予算もなく対応しきれないので金の代わりに黄色ということですね。

コメント

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