駆け引き漢字

「かける」を漢字にすると、「駆ける」「描ける」「書ける」「欠ける」「掛ける」「架ける」「翔ける」「賭ける」などいろんな言葉が出てきます。「ひく」を漢字にすると「弾く」「引く」「曳く」「惹く」「牽く」「退く」「挽く」などいろいろな言葉がでてきます。

駆ける

「駆ける」は「馬」が左側に来る漢字です。漢字には部首として左側が同じものの「偏(へん)」と右側が同じものの「旁(つくり)」があります。 「偏」で有名なものは「にんべん」「ぎょうにんべん」「きへん」「こざとへん」などがあります。たとえば、「にんべん」では、偉、償、値、俺、低などの漢字が存在し、「ぎょうにんべん」では、従、 後、往、徒、微などの漢字が存在します。 「旁」 で有名なものは「おおざと」「ちから」「おのづくり」「おおがい」などがあります。 「ちから」では、功、助、効、動、勝、勉などがあります。「おおざと」 では、都、郊、邪、郵、郷などの漢字が存在します。部首、部首名、部首の分類は記載している漢字辞典などにより異なる場合もあります。漢字の左辺にある時と、右辺にある時で名称と意味が異なる場合もあります。「おおざと」「こざと」は形は同じですが、左側か右側かで部首の呼称が異なります。「こざと」は防、降、除、陸、陽などがあります。

馬と猫

「馬」を用いる漢字は、騎、駅、駒、駿、驕などがあります。 「牛」を用いる漢字 は物、牧、牢、特、牝などがあります。他にも「犬」「鳥」「虫」を用いた漢字は数多くありますが、「猫へん」や「猫つくり」は存在しません。100年、200年、いやそれ以上前に「猫」が「犬」「牛」「馬」以上に人に近づき、漢字の形成に寄与していれば 「猫へん」や「猫つくり」 が小学校や中学校で習う漢字となっていたかもしれません。「猫」を部首として、「偏」や「旁」で用いる漢字や猫の四字熟語、成語、ことわざ、「猫」を用いた漢字も今を生きる現代でもより増えていたかもしれません。

「駆」と「引」

さて、「駆」「引」に戻ります。「駆」は、駆動、駆け足、駆逐、駆けっこ、駆け寄るなどの使い方をされる漢字です。「引」は引っ越し、引き算、引継ぎ、足し引き、引力などの使い方をされる漢字です。多くの先人たちが悩んで、組み合わせて、中国から国境を越えて日本に渡ってきた漢字。そこにはいろいろな駆け引きがあります。日本では漢字は「平仮名」「カタカナ」「漢字」の一つを構成する重要な文字となっています。なぜ「駆」に牛がいないのか、「駆ける」と関連語、よく似た語で「翔ける」はありますが、なぜ「駆」ではなく漢字のパーツが全く異なるものを組み合わせた「翔」が存在するのか気になることは人それぞれ海より深く山のようにいくつも湧き出てきます。漢字については過去、現在、未来と「駆け引き」は時間を越えて続きますし、東京、京都、北京、南京でも場所が異なる中でも漢字の使い方の「駆け引き」は繰り返されてきました。今も篆書、隷書、草書、行書、楷書の5つの書体、あるいは明朝、ゴシック、宋体、黒体いずれかによっても見え方は異なります。新しい字体の設計、運用は、例えば、Osaka、メイリオ、その他の派生書体が次々と生まれては消え、好まれるもの、利用者が少なくなるなどの「駆け引き」が起こり続けています。

駆け引き漢字

「駆け引き漢字」は、漢字を使う日本籍、日本語が母国語、中国語と同等に日本語を理解するバイリンガル、日本語で小学校、中学校で勉強をしているが、中国語にも少し興味がある人などを焦点に、短い時間にも興味を持って、漢字の面白さを短時間により深く発見、今までとは異なる視点で触れたい人を応援するBlogです。日本語90-95%で、中国の漢字を5-10%挟み込み、記事を展開していきます。管理人の主観で駆引Levelを低と高に分けました。漢字を通して、よりたくさんの人と駆け引きできるようになりそうな記事で、既に知られているものは「駆引Lv(低)」、あまり知られていないが仕事、恋愛、留学などで小ネタ、雑談、商談などつかえそうなものを「駆引Lv(高)」でカテゴリー分けします。記事数が増えてきたら、よりよいカテゴリー分け再考、分類、関連記事相互整理についてもより良いものにしていきたいと思います。皆さまに愛されるように、よりたくさん見えてもらえるように、忙しい中訪問してもらったとしても、何かしらの気づき、発見、何かしらの提案、「駆け引き」に役立てるように記事を発信していきますので、よろしくお願いします。

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