いろんな色と色の意味の深堀

世の中にはいろんな色があります。よく目にする色は見た目、主観によって変わります。また、絵を描いてみると、写真、目で映る画像とは別の色が使われることがあります。車、服、化粧品などのデザインをお客さんと打ち合わせするときも赤色、青色、白などはよく使われる言葉です。では、日本語ではなく、中国語（北京語、普通語）では色とはいくつご存じでしょうか。本日のテーマは色です。

自分の周りにある色も、春の色、夏の色、春夏秋冬と、色は刻々と変化しています。春のキーワードは若葉、桜、春分、花鳥などがあり、春の色はピンク、白が多いかと思います。夏のキーワードは、向日葵、夏祭り、花火、海水浴、夏休みなどがあり、夏の色は黄色、青が多いかと思います。秋のキーワードは、松茸、紅葉、栗、柿などがあり、秋の色は茶色、赤などが多いかと思います。冬のキーワードは、年賀状、おせち、お雑煮、雪だるまなどがあり、冬の色は白、黒などが多いかと思います。

色とは
色の成語
色を操る中国のインフルエンサー

色とは

中国語（ピンイン）	日本語（ふりがな）
颜色（Yán Sè）	色（いろ）
黄色（Huáng Sè）	黄（き）
红色（Hóng Sè）	赤（あか）
蓝色（Lán Sè）	青（あお）
黑色（Hēi Sè）	黒（くろ）
白色（Bái Sè）	白（しろ）
绿色（Lǜ Sè）	緑（みどり）
金色（Jīn Sè）	金（きん）
银色（Yín Sè）	銀（ぎん）

色の成語

不露形色bú lòu xíng sè

　何かを考えているときや動作を実施しているときにその表情が表にでないこと、感情が表にでないこと。喜怒哀楽をあまり表に出さない意味で使われます。忠臣蔵のように、家族にも友人にも言わず、思想を悟られない、イメージに近いです。

变颜变色biàn yán biàn sè

　心が驚いたり、恐れたり、焦ったり、怒ったりした際に、顔の表情が変わることです。変顔は変な色という意味ではありません。

春色满园chūn sè mǎn yuán

　春の日に王様、皇帝、貴族の庭園を訪れると、その景色の全てが美しいことから、景色や状況がすべてそろい、美しいこと、褒める際につかわれます。

当行本色dāng xíng běn sè

「当行」とは、「内行」のこと。「内行」とは、本来の姿のことであり、本来から精通し、成績が特別に突出していることを示します。

观貌察色guān mào chá sè

　「观貌」は外観のこと。そこから「脸色」顔色や、「揣」口の動きから、心の動きを探る様子を意味します。

芽衣

「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながせしまに」という小野小町の百人一首にもはいっている歌があります。上の句の一部を覚えて下の句を覚えることはけっこうやるのですが、学生時代花の色の後がなかなか覚えられなくて、花の色はピンク色とよく言っていました。

色を操る中国のインフルエンサー

色だけでビジネスの駆け引きはできません。では、例えば「色」と「服」や、「色」「服」「ブランド」が組み合わせられると、ビジネスが成立します。「駆け引き漢字」はそこに漢字、中国語を追加し、情報を発信しています。よって、服のブランドをたちあげたい、服を高く買い取ってほしい、ネットオークションで売りたい、中国で服を売るのにどういった方法があるかを考える中核キーワードを提供します。色を操る中国のインフルエンサーです。网红(Wǎng Hóng)を紹介したいと思います。

中国語	補足
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烈儿宝贝(Liè Er Bǎo Bèi)	女性。連動広告は女性服が多いです。
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Cheire雪梨(Xuě Lí)	女性。ガーリーな少し可愛い服をたくさん着て写真に写ることが多いです。華やかな20代女性のイメージです。
陈洁（Chén Jié）kiki	女性、カラフルな服をたくさん着こなす印象があります。